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「言葉について」

小さい頃から
気の利いたセリフがすぐに出てこなくて
苦労してきました。

能力の問題かもしれないですが
結構言葉に詰まってしまいやすい
傾向があります。

そういう意味では意外とコミュニケーションで
苦労する方でしたが

ただ大人になるにつれて
「あの時軽々に発言しなくてよかった」
と思う場面が出てくるようになりました。

歯学部の学生だった時とか
卒業して大学病院で勤務していた時

その瞬間は「あ、今のタイミングであれを言えばよかったなあ」
なんて思っていても

よくよく考えて、後でぞっとしたりします。
「危ない、あんなこと言わなくてよかった、」と

大学で白衣を着るようになって
調子に乗っていたのかもしれませんが

周りにはいろいろな病気の人や、その家族がいて

ただ昔から言葉は出にくかったので
良かったのかもしれません。
何度か「危なかった」と思うことがありました。

合気道の先生がおっしゃってましたが
言葉は「言霊」になって
戻ってくる。
だから気をつけなくてはいけないと


言葉が出にくいことなど
昔は短所だと思っていたことが
歳と経験を重ねると
実は口が軽くないという
自分の長所だったのではなかと
思えるようになってきました。
2018年10月04日 00:00

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