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「いびきの話の続き」

前回のいびきの話の続きです。

いびきが様々な危険な病気と関連している事を
お伝えしましたが
こんな研究もあります。

いびきがひどくて
睡眠中、1時間に30回以上呼吸が止まる人が
18年後に生きている確率は
なんと50%代だそうです。

20年後、約半分の確率で
生きていないとしたら

大事なパートナーや家族が
いびきがひどいなら
治療しない手はありませんね。

昔はいびきの治療で手術をしたこともあるらしいですが
最近はあまりしないそうです。

治療の第一選択は
口腔内装置、つまり歯科で作る装置です。

健康保険でも出来ます。ただし
医療機関からの依頼状が必要です。
その場合、上下の顎が固定されるタイプになるので
慣れるのはちょっと大変かもしれませんが

世界的に最も多く作られているのは
装置を使っていても顎が動かせて
咳やあくびが出来て
水も飲めるようなタイプです。

このタイプは医療機関からの依頼状はいりません。
装着感もだいぶ楽かと思います。
ただし比較的高額です。

「比較的高額」というのが
何との比較なのかよくわかりませんが
お金の問題ではないかもしれません。


睡眠時無呼吸症の改善。
ここにも歯科が健康に強力に貢献できる分野があります


心臓や脳を守り
日中の眠気やだるさを解消し
感性と免疫力を高め
エネルギッシュな暮らしで
健康寿命まで延ばす


昔、とある有名な歯科医の研修を受けていたとき
その先生は言いました。

「命を救うのが医者で
歯を救うのが歯医者だ」と


私は、それは間違いだと思います。


歯医者が救うのは
”人生”だと思います。

誰にでも一度きりしかない人生ですから
今この瞬間は
これまでのすべての選択の結果なわけで

たとえ小さな虫歯などの問題であっても
たかが”いびき”であっても
将来を見据えた上で
その時々で最善と思われる選択をしておく

結局、それ以上の事は無いのではないか
と思っています。
2015年07月28日 00:00

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