「オーロラ」
最近気になったことは「オーロラ」でしょうか。
北欧かアラスカらしいですね。
オーロラを見に行けないか
いろいろ調べました。
もしかしてオーロラを見られたことがあるかも、
と思った患者さんには
聞いてみたのですが
「私も見たいんです」という方はいても
見た人はいませんでした。
いろいろ調べると
マイナス20度とかの中で
朝方まで何日もがんばったりするとか・・・
きっと見られたら感動するんだろなあとか
夜中2時までネットで調べていたら
翌日熱が出たので
とりあえずやめました。
それだけが理由ではありませんが
いずれ行くと思います。
ところで北欧といえば最近、
あちらに留学していた友人が本を出しました。
北欧流の予防歯科に関する本です。
なかなかコマーシャルベースでは触れることのない
予防歯科の本質、について書いているのですが
その中には興味をひかれる内容が多々ありました。
その一つが
「原因の原因」というところ。
虫歯の原因についての話から
虫歯に限らずいろいろな事象の「原因」と「結果」について、
話を一般化しています。
例として
「君がサッカーボールを蹴ったら家のガラスに当たり、割れた、何が原因か」
というのがありました。
ガラスが割れた、ということが結果
サッカーボールをけったことが原因ですが
臨床医にとっては
いろんな原因(理由)を考慮する必要があります。
なぜそんな場所で蹴ったのか
なぜその方向に蹴ったのか
どうしてそんな強く蹴ったのか
ガラスが薄かったのではないか、などなど・・・
こういった考え方は
虫歯などの予防に
応用することができます。
そしてこれを突き詰めてゆくと、
サッカーボールを蹴らざるを得ない心理状態に
追い込んだ環境とか
そのような環境に追い込まれると
そういった心理的反応を選択することもある
人間の心理構造の理由は・・・
そこまで考える必要はないのですが、
生存本能とか、
人類の役割(?)とか
うーん話は脱線しましたが
私はいつかそういう勉強をしてみたいと思ってます。
虫歯もそうですが、
病気はなぜあるのか、私は時々考えます。
究極の謎、とでも言いますか、
「私達は何か、人類は何のために生まれたのか、
その理由はあるのか、ないのか」というようなことに
科学的に迫ってみることに
ちょっと憧れています。
年末らしい話題になりました(そうでもないか)。
今年も一年、ありがとうございました。
皆様良い年をお迎えください。
2010年12月31日 00:00