憶えられたいか
最近読んでいる本はPFドラッカーの「プロフェッショナルの条件」です。
これは毎月やっている経済勉強会の課題本でもあり
この本に決めたのは私の10年来の友人歯科医で
常々、相当な知的刺激を与えあってます。
そしてこの本を読んでいると
非常におこがましいのですが
自分と思考過程がドラッカーに似ている気がして
(ドラッカーファンの皆様すみません)
うれしくなります。
読んでいて次に来る内容が
大体予測できたりして、
でも「大体」でなくて
緻密な隙のない文章でズバリと答えてくるところが
圧倒的な違いなのでしょう。
中にはその明瞭さに
ハッとすることもあります。
本当に熟慮の上で、一文一文を書き込んでいる、
そんな感じなんだと思います。
で、こんな文章がありました。
能力は、仕事の質を変えるだけでなく、
人間そのものを変えるがゆえに重要な意味を持つ。
自らの成長に責任をもつ者は、
その人自身であって上司ではない。
誰もが自らに対し、
「組織と自らを成長させるためには何に集中すべきか」
を問わなければならない。
何に集中すべきか
考えてみました。
親切、
献身、
現実に適用できる高度な知識、
多様なニーズにこたえる技術、
自分自身の「心の幸福」の探求、
身体のパフォーマンスの向上、
朝こんなことを考えながら職場に向かう、
こういう日々は嫌いじゃないです。
自分の身の丈に合っているのかもしれません。
2009年12月22日 00:00