「ビジョン」
昨夜は毎月恒例の経済勉強会でした。今回から新しいビジネスマンの方が仲間入りし、
さらににぎやかになってきました。
経済指標の分析などの後、
ピーター・ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」
という本の読み合わせをしているのですが、
それに関連して、今回は「ビジョン」について
盛り上がりました。
確か「ビジョン」とは、各人が持っている「強みや情熱」と、
世の中の「ニーズ」、
その両者を「知力」で結びつけたものの
ことだったと思います。
うちの診療室のビジョンは
「できるだけ患者さんがつらくないように、でもいい治療をして、
信頼されるようになって、自分自身もHappyになりたい」
という私やスタッフの思いと、
「少々費用や時間がかかっても、つらくないように、
そしていい治療が受けたい」
という患者さんのニーズを、
「さまざまな歯科的技術やノウハウ」で結びつけたもの
といえます。
まだまだ完全ではありませんが、
いいところまで来ていると感じています。
そして今回の討論の中で思いました。
どんな業界でも、どんな小さな組織のものでも
魅力的なビジョンは
社会の資産であり、世代交代後も
生き続け得るのではないか。
魅力的なビジョンは、同じような情熱を持つ
若い歯科医にとっても魅力があるかもしれませんし、
同じようなニーズを持つ患者さんにとっても
魅力的かもしれません。
私自身は自分のことを若いと思ってはいますが、
機会があれば、もっと若い、悩める歯科医たちとも
「知力」を磨きあいたい、と考えています。
2009年12月10日 00:00