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「鎮静法という選択肢」

今日は日曜日でしたが診療でした。

木曜日(休診日)は顕微鏡学会のセミナーでジムに行けず、
今日は診療で合気道に行けなかったので、
体がなまってちょっとまずい感じで、
夕方子供と行った公園でナゾの懸垂男になってました。

ちなみに今日の診療はインプラントの埋入手術でした。
インプラントの場合、診療室をクローズして
室内を消毒して行います。

患者さんは若くて健康な方ですが、
顎の骨の形から処置が困難であることが
予想されましたので、
万全な体制で臨みました。

朝から診療室の消毒をし、
院長の私と専門医、アシスタントDr.、歯科麻酔科医、
患者さんとその付き添いの方で、
狭い診療室がかなりの人口密度でした。

手術は部分麻酔と
点滴から入れる鎮静薬で行います
(静脈内鎮静法といいます)。

オペ自体は結構ヘビーでしたが、
患者さんはスースー眠られていて、順調に終わりました。

時間は2時間でしたが、患者さんは眠っていたので、
手術後「なんかあっという間でした」と驚かれていました。


私も研修医時代や勤務医時代に、全身麻酔や
静脈内鎮静法の経験は積んできていますが、
今回、久しぶりにその有効性を実感しました。

歯科治療が苦手であった人にも
受け入れてもらえるような配慮をしながら、
なおかつ良い治療をする、というのが
私の努めであると考えていますが、

治療前から明らかに困難が予想される治療や、
どうしても歯科に対する恐怖心が強い方の場合、
鎮静法の利用も選択肢の一つとして、
あっても良いのではないか、と思います。
2009年10月04日 00:00

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