運転のこと
広尾の職場まで毎日車で通勤しています。大体計2時間くらい、
毎日運転しています。
昔は電車で通勤していたこともあったのですが
その頃は
診療後の雑用が夜10時とか11時くらいまでかかると
帰りが面倒になってしまって、
よくホテルに泊まったりしていました。
今は
帰りが遅くなるほど
道が空いてくるので
いいです。
でも朝は高速道路も一般道も
ドライバーの皆さんは都心に向かって
なかなか激しいラッシュアワーに
なります。
自分は自動車免許を取って30年くらいです
自慢?としましては
毎日2時間以上の通勤でも
通勤以外の運転でも
この30年間
現時点では、ですが
他の車をこすったりとか
そういう事故の類は一切ありません。
ないのが普通なのかな?
ちょっとわかりませんが
トラブルは予想外の時にやってくるかもしれないので
気を付けなくてはいけませんけれども
無意識のうちに
リスクを避けている、というのも
あるのかもしれません。
なんかやな感じがする、とか
この辺りは、とか、あの車、
何となく、危ない感じがする、とか
こういう慎重?な性格は
仕事でも生きていると感じます。
新しいものにすぐに飛びつかない、とか
安全なケースで少しずつ始めて
その経過を観察して
「これはいける」と思ったら
本格的に導入する、など
ただ車の運転と違いがあるとしたら
歯科治療の場合、
時に正解のない状況とか、
道なき道とわかっていても
あえて行かなければならないことがある
というところでしょうか
レントゲンなどの資料や模型を前にして
この治療をどうしたらいいのかと
頭を抱える状況は
歯科医なら皆さん経験していると思います。
リスクがあるときは
通過するスピードを落とすにしても
結局は患者さんと二人三脚で
突破しなければ
にっちもさっちも行かないような
困難なプロジェクトも
あるわけです。
一歩、また一歩と進みながら
お互いのことが分かってきて
何となく方向性が決まってくる、
なんてことがよくあります。
たぶん治療の99%
あるいはそれ以上は
成功させていると思いますが
(トラブルやクレームなく
完遂するという意味で)
でもまれに
上手くいかないこともあります。
そういう場合も
これまでは何とかフォローしてきましたが
ちなみに
今日の帰りは
夜10時くらいに診療室を出て
高速道路で帰ってきました。
貧乏性で
高速料金がもったいないかな
なんて思いそうになったり
そういうところがいけないですね
睡眠不足で集中力が鈍れば
歯科治療は一瞬のミスで
やり直しとか
大変な迷惑を患者さんにかけてしまうもの
患者さんは人生の残りの貴重な時間を
自分が治療したその歯で
過ごされるのです。
なので
睡眠不足や
気力不足にならないように
ちゃんと時間を「買う」
ちゃんと寝て、ちゃんと食べ
ちゃんと研修に費用をかけ
ちゃんと人と関わり、ちゃんと人生を楽しみ
ちゃんと本を読み
社会人として、家庭人として
歳相応の人間性をはぐくみ
やさしさや判断の心が
曇らないように
そのために費用を頂いている
わけですから
2022年04月24日 22:40