剣禅話
最近読んだ本は幕末から維新後まで活躍し、
幕末三舟(勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟)
の一人
山岡鉄舟氏の
「剣禅話」
幕府講武所の師範から
徳川慶喜の使者として
西郷隆盛と江戸城の
無血開城のために談判し
維新後は明治天皇の侍従を務めた
「無刀流」剣術の開祖。
無刀流剣術とは
1,勝負を争わず
心を澄まし肝を練り
自然の勝ちを得る
2,事理の二つを修行する
事は技なり、理は心なり
事理一致の場に至る
これを妙処となす
3,心の外に刀なきなり
敵と相対するとき
刀に依らずして
心を以って心を打つ
これを無刀という
以前ブログに書いた
「7つの習慣」にも
「刃を研ぐ」という話がありましたが
やさしさにも
強さにも
心の切れ味を
保てたらいいなあと
思います。
2022年06月14日 22:54