面会
今日は老人保健施設に入った認知症の母の面会に行きました自宅では移動やトイレ、痛みの管理など、介護があまりに大変になってしまい
とうとう施設にお願いする形になったのです
はじめ本人は家に居たがったので
実は施設に入ってもらったことに
私は良心の呵責のようなものを
感じ続けていました
今頃どうしてるんだろう、
帰りたがってないか、とか
面会は
コロナの流行もあるので
ビニール越しの15分間だけでした
会う前はどんな状態か心配していたのですが
施設の人が
「施設の暮らしはどうですか」
と聞くと
「そんなことひと言じゃ言えない」と言い
思わす施設の人も笑っていて
「いいこともあれば、悪いこともある、ですか?」
と聞くと
「悪いこと、はない」
「何でもしてもらえるし、楽」とのこと
睡眠もよくとれているらしく
いろいろとまあ
なかなか楽しい面会時間でした
次に来るときは俳句の本を持ってきてほしい
とのこと。
正直、元気そうで
驚きました。
施設の人には
良くしてもらっているそうです。
見た目はおばあさんですが
昔の母のように
明るさと、施設の人など周りの人への気配りと
話にユーモアがちゃんとあって
自分が言うのもなんですが
やっぱりあの人は
すごい人です
看護師さん曰く
最近は足など痛がらず
鎮痛剤の使用量が入所時の半分以下になっていて
もっと減らせそうだとのこと
面会時間が終わり
家に帰りたがるということもなく
機嫌よく、またねと終了し
我が家にいたころのあの日々は
夜中に二人がかりで
何度も
やっとこさトイレに連れて行ったり
朝まで神経痛で痛がって眠れなかったあの日々は
いったい何だったのか
施設にもよるのかもしれませんが
プロに任せるのが、結局良かったんだなと
思いました。
2023年12月14日 18:16