認知症予防
大分県の臼杵市でウエアラブル端末を使用して約1000人の高齢者に協力してもらい
3年間で認知機能の変化を調べた
認知症の予防に関する研究があります。
その結果は興味深いもので
認知症予防に重要な運動、会話、睡眠において
まず運動ですが
一日の歩行数は1300歩から予防効果が高まり
3500歩に向かって
一気に予防効果が高まります
よく歩数計をつけて
「1日1万歩!」とか言われましたが
興味深いことに
どうやらそこまで必要なさそうです。
1000歩は10分と言われますので
10分間から予防効果が始まり
30分程度の歩行でかなりの効果がありそうです。
次は会話
会話時間が60分から増えると
一気に認知機能の低下率が下がってきます
でも一時間の会話は
一人暮らしの方とかには
ちょっとハードル高いかもしれませんが
電話やオンラインでも
機会を作って積極的に話すことが
大事なようです
そして睡眠
睡眠時間は6時間から
認知機能の低下率が下がってきます
しかし8時間を超えると
逆に認知機能が低下しやすくなってきます
寝過ぎもまずいようです。
そうしますと
一日に
6から8時間までの睡眠をとり
30分程度の散歩をし
会った人や電話やオンラインなどで
トータル60分以上の会話をする
といった感じが
良いのかもしれません。
2024年01月21日 06:41