~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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サージカルガイド

昨日はお盆の準備で
仏壇になすときゅうりの
精霊馬とか、迎え火とか

あと家の中を車いすが通れるように
家具を動かしたりして

その後、父を施設に迎えに行き
家でお線香をあげてもらい

一緒にケーキなど食べて
また施設に送っていきました。

車椅子を車に入れるのが
大変だった


そして今日は診療室に来て
いろいろ仕事をしています。

仕事といっても
最近はコンピュータの画面上でする仕事が
大部分で

機材の発注もパソコンですし

3Dスキャナーで取り込んだ
患者さんの歯並びのデータを

CADソフトというものに取り込んで
加工して

それをインプラントのシミュレーションソフトに取り込んで
CTスキャンのデータと融合して

サージカルガイドという
手術時の補助具の3Dデータを作って

送ったデータをもとに
家にある3Dプリンタが
サージカルガイドを作る、という

私はキーボードとマウスを
カチカチするだけですが

頭を使うのは
シミュレーションソフト上で
インプラントをどの位置に
どの角度で入れるか

どの長さ、形態のものを選ぶか

数多の部品の中から
どれを選べば

一番安全、確実で
患者様が一番楽な治療にできるか

そういったところです。

ちなみに、
このデジタル化された
サージカルガイドのおかげで

シンプルなインプラント埋入であれば
昔に比べ
手術時間は数分の一になり
出血量もほぼゼロで
ダウンタイムもほぼゼロという

昔も今も
インプラント、という呼び名は変わりませんが
やり方も内容も
全く違うものになっています。

一般外科での腹腔鏡や
ロボット手術などの進歩もそうですが

医学の進歩というのは
本当に大したものです。

昔ながらのやり方に
こだわる理由など
まったくなくなってしまうという、
この時代の変化

黎明期は邪道とか
使い物にならない、とか言われていた
これらの技術が

いつの間にか主流になり

昔ながらのやり方に
頑固にこだわっている人たちが
逆に淘汰されていくという
時代

基本は非常に大事ではあると思いますが
頭の柔らかさを
維持していきたいと思っています。







 
2025年08月14日 19:15

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