アピアランス ~中高年の歯列矯正について~
加齢とともに「歯並びが悪くなってきた」という
相談を受けることがよくあります。
人の歯は年齢とともにすり減ったり
傾斜したりする傾向があり
「若い頃はもっといい歯並びだったのに」
いつの間にか
前歯などがガタガタになってしまっている
など
人生80年から90年の時代になり
昔は「歳だから」とあきらめていた事も
今は60代も70代も
まだまだ現役
男性も女性も
「アピアランス」が重視される
時代になりました。
ちょっとここを治したい、など
の希望もよくあります。
ちなみに中高年でも歯列矯正は可能です。
今は目立たない装置で
できるようになりました。
ただし、骨細胞の代謝は低下していますので
時間はかかるのと
様々な配慮をする必要はあります。
すでに入っているかぶせ物や、インプラント、
歯周病や内服薬との兼ね合いなど
私の考えとしては
中高年の矯正治療では
見た目にかかわる前歯を中心に動かし
何十年機能してきた奥歯の噛み合わせは
できるだけ動かさずに
できるだけ安全重視で
矯正期間中も生活に負担の少ない矯正を
注意深くフォローしながら
行うべきです。
目立たない矯正治療と
歯のホワイトニング
古いクラウンの作り直しなどで
見た目は大きく改善することが可能です。
ご興味がおありならば
一度ご相談いただければと思います。
2025年12月09日 07:34