~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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日々雑感

「歯列矯正」

昔、学生時代に
「法歯学」という教科がありました。
「法医学」の歯学部版で、法医学の後に
習います。

この「法歯学」では
歯や歯並びなどからいろいろな情報を得ることを
習います。

個人の特定や、年齢の推定などなど

ここでポイントなのは
歯や歯並びから
「年齢の推定ができる」ということです。

人は年を取ると誰でも
歯が擦り減ってきたり、
歯並びがガタガタしてきたり、
かみ合わせの高さが下がってきたりします。
(昔、クシャおじさん、なんていましたね。
あの方は歯がなかったようですが、まあ
あんな感じです。)

しかしこの加齢変化は
元に戻すことができます。
若かったころのように

それは、歯列矯正です。
すべてではありませんが
すくなくとも、ガタガタしてしまった
かみ合わせは、若いころのように
戻すことができます。

矯正をすると
口元に張りが戻ってきます。

歯列矯正は
超強力な「アンチエイジング治療」
といえるかもしれません。
2009年09月14日 00:00

「休診日」

毎週木曜日は休診日です。
今日はジムで汗を流しました。
週に2回、合気道かジムに行くことを習慣にしています。

これは前に書いた「7つの習慣」という本の
影響でもあります。

その本の中に、こんな挿話がありました。

ある日、きこりが全力で木を切っている。
通りかかった人がこう話しかける。
「一休みして、のこぎりの刃でも研いだらどうだい?」
「そんな暇があるか!」
きこりは怒鳴り返す。

がんばり続ければいつか木は切れて
きこりは達成感はあるかもしれませんが
一休みして刃を研いで体力を回復するほうが
よほど早く楽に、そしてきれいに終わるわけです。

「7つの習慣」という本はStephen Coveyという人が
成功者に関する文献を調べ上げ、
成功して「幸せになった人」に共通する点をまとめあげた本、
とでも言えばいいのでしょうか。
ポイントは
成功した結果、「代わりに何かを失った」人でなく、
Happyな人生を送れた人、の共通点であることです。
そしてその共通点を実行してみよう、というわけです。

私は10年くらい前から何度か読み返していて、
読むのは易し、やるのは難し、ですが
そのたびに希望とモチベーションをもらっています。

その中に「刃を研ぐ習慣」というのがあり、
毎週やることを決めて継続的に「肉体」とか「精神」とか
4つほどある要素を「研ぐ」のです。
「肉体」なら「週何回30分ずつ走る」とか、
「精神」なら「一日30分古典を読む」とか。
それを雨が降ろうが風が吹こうがやるわけです。

昔、葛西のほうに住んでいたときは夜明け前に荒川の
河川敷を毎日7キロほど走っていました。
途中妙に怖い場所もあったのですが、
「心を鍛えるチャンス!!」とばかりに走りこんでました。

なんだか、若かったんですかね。

で、今日ジムでバイクをこぎながら読んでいたのが
A.H.マズローの「人間性の心理学」。
知っている方も多いかと思います。
ちょっと古いのですが、
これが世界に与えたインパクトも相当なものだったようです。
私は2年ほど前に出会い、だいぶ苦労して読みまして、
今はまとめつつ読み返している、という感じです。

とてもいい本なのでいずれ紹介します。
2009年09月10日 00:00

「研修」

今日は朝から夜まで研修でした。
残念ながら合気道は休みです。

今日の研修の内容は
「コンポジットレジン」
簡単に言うなら
虫歯でできた穴に接着剤を塗り、歯の色のプラスチックを詰める治療のことです。
こういう表現をすると、ほんとに簡単な感じですが
実はこの材料の開発には、きわめて高度な、いわゆるナノテクノロジーが用いられています。

私は接着歯科関係の学会認定医もやってますので
この分野の材料学はもともと得意なのですが
今日は材料学というよりは
虫歯の穴や歯が欠けたところを
いかに元の歯と、まったく見分けがつかないように
材料を詰めるか、その技術の研修です。

面白いことにこういう審美的技術は
Science(科学)もありますがArt(技術、腕)の要素が大きく
世界のどこかで現れた天才的な腕をもつ達人の技術を
私たちは見にゆき
その道具、指使い、タイミング、コツなどの「違い」を
盗みに行くのです。

歯の色に合わせて詰めるというのは、普段から私たちはやってることですが
「別格」といわれる、はるか海外からやってくる審美歯科医の腕を見にゆき、
そしてその違いに気づいて訓練・習得し、
システム化することができれば
また患者さんたちに喜んでもらえる。

歯科の世界は「Science and Art」といわれます。
自分で言うのもなんですが
本当に奥深い、やりがいのある世界だと思います。
2009年09月06日 00:00

「睡眠時間」

ここ数年は
朝5時に起き、
7時過ぎには診療室に着き
9時過ぎまでその日の治療の段取りを考える、
という生活を続けています

一時4時半に起きていたのですが
さすがにきついのと
結局始発バスを待つはめになるので
やっぱり5時にしました。

で、眠るのは午前0時くらい。
でも睡眠不足の蓄積がちょっと気になったので
調べてみました。「世界の平均睡眠時間」。

いろんなデータがあるのですが
最近のもので日本人平均6.4時間(世界最短!)
世界平均7時間、という感じです。

私はアンチエイジング関係の医学会の
認定専門医もしていますので
栄養、運動、睡眠、生きがい?は外せない訳です。
7時間睡眠、やってみました。

朝5時に起きるためには
夜10時就寝
なんだか自由時間がないなあ、なんておもいつつ
9時台には寝る準備。
うーん、まるで子供のようだ・・・
そして10時前に就寝
翌朝5時までぐっすりです。

しゃっきり目が覚めました、が、
駅の階段でなんだか体が重い。
たくさん寝たことで
今までの疲れが出たのかもしれません。
(怪しげな健康食品のような考え方ですが)
でもこの調子で続ければ
いい変化があるかもしれません・・・。


睡眠、大切ですね。
前出の「第8の習慣」にもありましたが
「身体をおろそかにすると、健康を害するだけでなく
集中力や創造性、耐久力、タフさ、勇気、学習能力、
記憶力といった知的なものまで失いかねない。」
ほんとにそうです。
自分が気付かないうちにパフォーマンスが低下している、
それは避けたいですね。
2009年09月04日 00:00

「インプラント」

最近ブログを書きますと
記事の下に広告が出てきます。

歯科医院の広告、多いですね。それもインプラント。
「激安」「年中無休」「生涯保障」などなど

確かにインプラントはとてもよい治療法です。
でも気をつけましょう。

もちろん
インプラントをやっている、いい歯科医は
たくさんいるのですが、

しかし一部には
歯を救うための
歯科の技術を信頼していない歯科医というのがいます。
(驚かれたかもしれませんが。悲しいことです。)

「どんなにいい治療をしても
またすぐ再発するので
だったら虫歯にならないインプラントに」
ということのようですが

「いい治療をしても、またすぐ再発する」
そんな事はないと思います。

その人がそういう考えになるまでには
それなりの紆余曲折があったのかもしれません。
その人なりにがんばったのかもしれませんが

恐らく、勉強の仕方に問題があったんだと思います。

もし
数年おきに天然の歯が次々インプラントに置き換わり
一生涯のうちに猛烈なコストがかかり、
口の中に無計画なインプラントが乱立するとしたら、
「生涯保障」であっても、たまりません。

私はインプラント否定派ではありません。
12年前から臨床で使用しています。
しかしそれは、数ある治療法のひとつに過ぎません。

インプラントは「天然歯を守る」使用法であるべきです。

極論しますが
辛い思いをされる方を一人でも減らすために
あえて書きます。
次のような医院では注意してください。

・かみ合わせの調整ができない(入れ歯が苦手)
・神経の治療をして1年後にレントゲンを見ると
 コンスタントに膿がたまっている(黒い影が見えます)。
・歯周病のポケット測定をしない。
・インプラント治療のあと、「もう来なくていい」と言う。

では
2009年09月03日 00:00

「合気道」

今日は診療後、速攻帰りして地元道場の合気道へ。

「先生が急いでいるときは、合コンか合気道」などと、スタッフに茶化されますが

合コンは無いです。

しかし合気道、なかなか楽しいです。
厳しさもありますが、そこがまたいい。

夏には合宿に行ったのですが
ああいう暮らしを何日かしていると
なんかシャキッとした感じになって
とっても良かったです。
武道はメリハリがあっていいですね。

私は背筋が伸びてて
社交ダンスとかすると
妙に似合うようですが(ぜんぜんできませんが)
合気道も「向いてるかも」といわれます。
ちょっとうれしいですね。
2009年09月02日 00:00

「第8の習慣」

昨日から「第8の習慣」(Stephen R. Covey著)を読み始めました。まだ70ページですが(約500ページあります)。

私は10年くらい前に「7つの習慣」に心酔しまして、
今でも時々読み返します。
まさに一生ものの本だと思います。

で、なぜこの本かというと
最近、リーダーシップについて考えることが多いからです。

私は医療関係の経営者ですが
マネージメントにかかりきりになって
ついついリーダーシップを忘れそうになることがあります。

リーダーというのはまあ船でいえば船長ですかね。

そうすると当然把握しておくべきこととして

この船は今どの位置にいるのか、とか

その目的地はどこで、どうすれば、いつ着くのか
なんてのがありますね。

しかし今歯科の業界は(どこの業界もそうかもしれませんが)
時代の激流に流されているという感じですので

流れに逆らうのか、
流れを利用するのか

なかなか難しい、判断の連続ですね。
2009年08月31日 00:00

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ブログ始めました。
よろしくお願いしまーす。
2009年05月16日 00:00

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