最近はまっているのは
「フランクリン手帳」です。
まあいわゆる時間管理の手帳なのですが
この手帳は「第4世代」と言われます。
第1世代は単なるメモ帳
第2世代はスケジュール帳
第3世代は目標やプロジェクトから行動計画を作ったりする、能率、効率を追求した手帳
第3世代でも手帳としてはだいぶ完成されているようにも思いますが、これで起こりうる問題として「梯子(はしご)の掛け違い」という問題があるようです。
まず目標とか、まずプロジェクトありき、ですと
せっかく目標に向かって全力で登りきってゴールに到達したのに、「なんか違うかも」とか
梯子を登っている途中でふと我に帰った時に
「あれこれでいいのかな」とか
「自分は何をしているのか」とか・・・
仕事上の目標やプロジェクトならば
自分の「したいこと」と必ずしも一致していないかもしれません。
でもどんな「自分らしさ」を発揮して、
そのプロジェクトや目標を達成したいか
どんなものが好きとか、どんな人生を実現したいとか、
自分の重要ないくつかの役割、親とか歯医者とか友人とか、それぞれの役割の「長期的な目標」を考えてみると
仕事である「目標」や「プロジェクト」の中にも
自分らしい価値感や判断基準といった
「コンパス」と「パワーの源泉」を見出すことができます。
同時に自分の価値観と合わない「時間泥棒(時に魅力的)」に
意外ときっぱり背を向けることができます。
人間は一度に一つのことしかできませんので
自分が今やっているメインの事の中に
自己実現に向かっているという達成感を見出したいものです。
こういった機能があるのが第4世代手帳ということですが
でもまあ、あくまで手帳ですから、
これは枠組みにすぎません。
良くできてはいますが、使いこなすには
相当なパワーを投入する必要がありますし
それを求める時期でなければ厳しいと思います。
もともとこういうものが必要のない人もいるかもしれません。
私は意外とこういうのは好きですね。
2009年10月02日 00:00