~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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日々雑感

「整理整頓」

GWになりましたね。

最近、サッカーの長谷川選手が書いた本を
読みました。

若いのに感心させられることが
ずいぶんありました。
勝負の世界で生きているプロは
さすがです。

「心は鍛えるものではなく、整えるもの」

なるほど。
準備して、リラックスもして、
適切なタイミングで
気持ちを盛り上げて、気合を入れて
勝負に臨む。

こんな内容も紹介されていました。

ドイツの諺で
「整理整頓は、人生の半分」
というのがある、とのこと。

正確には
「人生の半分は整理整頓ですべてうまくいく」
というものらしい。

ちょっとした時間にすぐ整理整頓する習慣を身につけたら
日々の暮らしはもっと気持ち良くなるでしょうね。

私の部屋は
「超整理法」の大量の封筒と
壁一面の本がありまして
先月の地震で
大変なことになりましたが

これからも
整理整頓ですね。
2011年04月29日 00:00

「新製品発表会」

今日は当院で使用している
インプラントシステムの新製品発表会でした。

現在、世界でインプラントを販売している
メーカーは膨大な数になります。

パッと見、どの会社ものも同じように見えるかもしれませんが、
とんでもない、全く違います。

インプラントは骨に埋め込むわけですが
骨との親和性はインプラント表面の性状が関係し
強固な固定と安定性は微妙な形が関係し
細菌などの汚染物質を侵入させないためには
精度が極めて重要。

いわゆるピンキリです。

体の中に埋め込むものですから
どの点についても、高度なテクノロジーの
結集でなければなりません。

あと大事なのは世界シェア。
海外に行ったら歯科医が知らなかった、
部品がなかった、というのでは
困ります。

当院のものはStraumannというシステム
2011年現在、世界シェア1位です。

ちょっと費用もかかりますが、
安全、確実に
より少ない侵襲で
歯を回復しうる
ベストな選択だと思います。

「新製品」といっても
数年間の臨床試験を経て
やっと市場に出ます。
まあ慎重すぎるぐらいで、ちょうどいいのでは
ないでしょうか。
2011年04月24日 00:00

「情報の停滞?」

余震も頻発してますので
こういう状況ではやむを得ないかもしれませんが
歯科の分野でも
情報が停滞している感じですね。

診療の方は結構忙しくて
アポイントがお取りしにくい状態になって
しまっているのですが

講演会や学会が次々と中止になってしまったこともあり、
私が企画させていただいている勉強会も
皆多忙のために次回予定は未定になっています。

こちらからはいろいろ発信しましたので
レス待ちの状態

まあ情報の停滞が起きているわけです。

今回のようなのは初めてですが
今までには時々
「プチ停滞」みたいのはありましたね。

せっかくなので考える時間を作って
原点に立ち返ったり
マネキンや自分自身で
新しい器具を試したり
縫合のような
基本の基本みたいな練習を
改めて、やってみようと思います。
(意外と好きだったりします)

ところで最近は
若い歯科医で
開業したけど暇、という場合も多いようですね

基礎的なトレーニングを積まれることを
お勧めします。
一緒に勉強しましょう。

以前、高田明和さんという医師が書いた
禅問答の本に、ある高僧の言葉がありました。
「無視されているうちに実力をつけよ」

どの業界でもそうかもしれませんが
名が売れてしまうと
新しい分野に頭を下げて恥をかきつつ
飛び込むことができなくなってきます。

「あんなに有名なのに
こんなことも知らない」という評価が
恐ろしくなるのでしょう。

もちろん業界では有名なのに
驚くべき「しなやかさ」をもったDrもいて
大したもんだ、と思うこともあります。

特にあくまで患者中心主義で
柔軟性と学習意欲を失わない
高齢の歯科医を見ると
プロとしてそうありたいと
思うわけです。
2011年04月12日 00:00

「再始動」

桜が咲きましたね。

私ができることはないか
考えました。

ボランティアも考えましたが・・・
こう思いました。

私たちプロの戦い方は
1人1人が能力と人間を磨いて
切磋琢磨して

歯科医療を通じて
1人1人の患者さんの健康、
身体能力や精神集中などの能力を
最大限発揮しうる
快適な食生活、
不快感のない口腔環境
爽快感のある会話
そういったことの実現をお手伝いをすることで
この国の国民の健康の下支えをすることや、
そういう能力を高めることこそが
私たちの戦い方ではないか

世界に出ていっても
「さすが日本の歯科医師だ」と尊敬してもらえるような
日本の歯科医師全体がそういう能力を実現するならば
この国の国民に提供できるパフォーマンスは
圧倒的に高められるでしょう。

そう思いました。
躊躇している暇はないようです。
プロの闘いは、自分との闘い・・・
今日の1%の向上で
明日の患者さんに大きな価値を提供できるかもしれません。

そしてさらなる、
節制、和睦、報恩、

人生のパフォーマンスを高める歯科治療を
患者さんができるだけつらくないように


再始動です。
2011年04月05日 00:00

「大震災に際し」

今回の東北地方太平洋沖地震により、
被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
2011年03月31日 00:00

「診療について」

福島第一原子力発電所の事故の影響が
首都圏を脅かしつつあるようですね。

先日、東北地方太平洋沖地震の時に
首都が機能不全に陥った時にも
思いましたが、
まるで盤石なものであるかのように
思いこんでいた
平和な暮らしの、脆さ、
隣り合わせだったリスク・・・

状況は複雑さを増しているようで
今後どのような展開になるか予想できませんが

政府から屋内待機の指示があった場合や
明らかに危険と思われる状況が発生した場合、
インフラの停止などが生じた場合、
人命を最優先に考え、
診療室は休止いたしますので
くれぐれも危険を冒してまでご来院なさらないよう
ご注意ください。
2011年03月30日 00:00

「地震」

かなりの揺れでしたが
その後問題なく診療は継続できました。
診療室機器その他にも問題ありません。

首都圏の交通機関は麻痺状態ですが
明日も診療するつもりでおります。
ただし明日のアポイントの遠方の患者さんは
無理をなさらないよう
ご連絡ください。

とりあえずご報告まで
2011年03月11日 00:00

「審美歯科」

今日もセミナーでした。
東京もだいぶ雪、降ってました。
寒かったですね。

内容は審美歯科関連でした。
この分野も著しい進歩をとげています。


10年位前でしょうか
私は接着歯科を主にやってました。

いかに削らずに治すか、という分野ですので
見た目のために削ってかぶせる
当時の審美歯科が実はあまり好きでは
ありませんでした。

できるだけ削らずに治そうとする接着歯科学と
削ってかぶせても、美しい見た目を実現しようとする
審美歯科学

まったく相反する分野のように見えます。

ところが
それらは今は融合しています。

歯科のどの分野もそうですが
最善の治療を求めると
結局各分野の強みが残り
バランスのとれたものになってくるわけです。

今や接着なしの審美は考えられない時代になりました。

接着と審美だけでなく
インプラントと入れ歯の融合、なんていうのも
最近は話題ですね。

ずっと昔、大学の哲学で習いましたが、
相反する二つの理論は
互いに否定しながらも
それぞれのいいところを取り入れ
結局バランスのとれたものに
なってくるそうです。

本当にそうですね。

最近の審美歯科は
だいぶバランスのいいものになりました。

その背景には
急速なナノテクノロジーの進歩や
歯を3Dデータとして処理する
コンピューターの進歩があります。
もちろん接着技術も。


見た目を含めた、トータルな治療
ご遠慮なく、ご相談ください。
2011年02月11日 00:00

「マウスピース矯正」

今日は勉強会でした。

マウスピース矯正の
症例報告会です。

従来の矯正治療はワイヤーを使って歯を動かすわけですが
マウスピース矯正では透明のマウスピースを歯につけることで
歯を動かしてゆきます。

見た目もほとんどわかりませんし、
発音などへの影響もほとんどありません。

この分野は日進月歩で
いいことづくめの様ですが、
残念ながら万能ではありません。

ちょっとシビアなケースになりますと
ワイヤーなしで治すことはいまだに困難です。

メーカーは「どんなケースでも」なんて発表したりしますが、
ちょっと誇大かな、と思います。

でも全期間ワイヤーでなく、
マウスピースと
ワイヤーをそれぞれ使うことで
ワイヤー期間を短縮することはできるでしょう。

状態によっては
マウスピースだけで治せる場合もあるので
ご希望があればご相談ください。
2011年02月06日 00:00

「厚い本」

私はどうも「厚い」本が好きなようです。
読み切れなかったりすることもあるのですが。

時々やたらに買ってしまう時期があります。
特に大きな判断の時や
将来の方向性について考えているときなど。

今回は700ページを筆頭に
500ページが2冊

薄いのも買いました。
「どこでも座禅」と
「20歳の時に知っておきたかったこと」

いい本ですね。
前者はこれからお世話になりそうですし
後者もとても参考になりました。
これはスタンフォード大の講義らしいです。
後輩が留学してましたが
こんな講義を受けるのでは、
スタンフォード恐るべし、です。

で、いい本はアンダーラインを引きながら読んで
ひらめいたことは書き込みして
再度チェックします。


いい本は何年後かに読み返すと
昔とは違う場所にアンダーラインを
引くことになります。
自分の成長を実感する
数少ない機会でもあります。
2011年01月18日 00:00

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