~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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日々雑感

「新製品発表会」

今日は当院で使用している
インプラントシステムの新製品発表会でした。

現在、世界でインプラントを販売している
メーカーは膨大な数になります。

パッと見、どの会社ものも同じように見えるかもしれませんが、
とんでもない、全く違います。

インプラントは骨に埋め込むわけですが
骨との親和性はインプラント表面の性状が関係し
強固な固定と安定性は微妙な形が関係し
細菌などの汚染物質を侵入させないためには
精度が極めて重要。

いわゆるピンキリです。

体の中に埋め込むものですから
どの点についても、高度なテクノロジーの
結集でなければなりません。

あと大事なのは世界シェア。
海外に行ったら歯科医が知らなかった、
部品がなかった、というのでは
困ります。

当院のものはStraumannというシステム
2011年現在、世界シェア1位です。

ちょっと費用もかかりますが、
安全、確実に
より少ない侵襲で
歯を回復しうる
ベストな選択だと思います。

「新製品」といっても
数年間の臨床試験を経て
やっと市場に出ます。
まあ慎重すぎるぐらいで、ちょうどいいのでは
ないでしょうか。
2011年04月24日 00:00

「再始動」

桜が咲きましたね。

私ができることはないか
考えました。

ボランティアも考えましたが・・・
こう思いました。

私たちプロの戦い方は
1人1人が能力と人間を磨いて
切磋琢磨して

歯科医療を通じて
1人1人の患者さんの健康、
身体能力や精神集中などの能力を
最大限発揮しうる
快適な食生活、
不快感のない口腔環境
爽快感のある会話
そういったことの実現をお手伝いをすることで
この国の国民の健康の下支えをすることや、
そういう能力を高めることこそが
私たちの戦い方ではないか

世界に出ていっても
「さすが日本の歯科医師だ」と尊敬してもらえるような
日本の歯科医師全体がそういう能力を実現するならば
この国の国民に提供できるパフォーマンスは
圧倒的に高められるでしょう。

そう思いました。
躊躇している暇はないようです。
プロの闘いは、自分との闘い・・・
今日の1%の向上で
明日の患者さんに大きな価値を提供できるかもしれません。

そしてさらなる、
節制、和睦、報恩、

人生のパフォーマンスを高める歯科治療を
患者さんができるだけつらくないように


再始動です。
2011年04月05日 00:00

「大震災に際し」

今回の東北地方太平洋沖地震により、
被災された皆様には
心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
2011年03月31日 00:00

「診療について」

福島第一原子力発電所の事故の影響が
首都圏を脅かしつつあるようですね。

先日、東北地方太平洋沖地震の時に
首都が機能不全に陥った時にも
思いましたが、
まるで盤石なものであるかのように
思いこんでいた
平和な暮らしの、脆さ、
隣り合わせだったリスク・・・

状況は複雑さを増しているようで
今後どのような展開になるか予想できませんが

政府から屋内待機の指示があった場合や
明らかに危険と思われる状況が発生した場合、
インフラの停止などが生じた場合、
人命を最優先に考え、
診療室は休止いたしますので
くれぐれも危険を冒してまでご来院なさらないよう
ご注意ください。
2011年03月30日 00:00

「地震」

かなりの揺れでしたが
その後問題なく診療は継続できました。
診療室機器その他にも問題ありません。

首都圏の交通機関は麻痺状態ですが
明日も診療するつもりでおります。
ただし明日のアポイントの遠方の患者さんは
無理をなさらないよう
ご連絡ください。

とりあえずご報告まで
2011年03月11日 00:00

「厚い本」

私はどうも「厚い」本が好きなようです。
読み切れなかったりすることもあるのですが。

時々やたらに買ってしまう時期があります。
特に大きな判断の時や
将来の方向性について考えているときなど。

今回は700ページを筆頭に
500ページが2冊

薄いのも買いました。
「どこでも座禅」と
「20歳の時に知っておきたかったこと」

いい本ですね。
前者はこれからお世話になりそうですし
後者もとても参考になりました。
これはスタンフォード大の講義らしいです。
後輩が留学してましたが
こんな講義を受けるのでは、
スタンフォード恐るべし、です。

で、いい本はアンダーラインを引きながら読んで
ひらめいたことは書き込みして
再度チェックします。


いい本は何年後かに読み返すと
昔とは違う場所にアンダーラインを
引くことになります。
自分の成長を実感する
数少ない機会でもあります。
2011年01月18日 00:00

「謹賀新年」

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

といっても、できれば
歯医者さんには、
あまりお世話になりたくは
ないですよね。

私だってそうです。
きちんと治療した後は
チェックのために最小限
歯科医院に来院する
それが理想だと思います。

今年も
自分自身が「受けたい」と思う治療、
説明も、麻酔も、処置内容も、設備も
こだわっていきたいと思います。


話は脱線しますが、

問題は、「私自身」が虫歯になったときです。
私の歯は
予防歯科学に基づいた絶妙な(?)
コントロールで、
重症化をまぬがれておりますが、
これが悪くなったら大変。

場所によっては自分で治療することもあります。
でもやっぱり大変です。
初めて自分で治療しようとした時、
準備万端整えて
診療台に横になって、
さあ始めよう、と思った時
ペダルが踏めない(機械を動かせない)
ことに気付きました・・・

私という人間ががもう一人いるなら
麻酔も、処置も
私のやり方で、顕微鏡も使って
きっちりやって欲しいものです。


ところでまた話は変わりますが、

今日は休診で
診療室の整備に行きました。

気になっていたのは、配線。
当院はネットワークや映像機器が
縦横に配線されているので
これをきれいに束ねるのは
意外と難しい。

こういうことはプロに任せて
少しでも歯科に関する
勉強したり、鍛錬したり
システムを検討したり
臨床医としてのハートを磨いたり、
そういったことが
私には求められているのかも
しれないのですが

こういう作業を
一人黙々としていると
いろいろひらめきがあったり
開業前の準備のころを思い出して
初心に帰ったりして
やっぱりこういう時間も
必要なんだなと
思うわけです。
2011年01月02日 00:00

「オーロラ」

最近気になったことは
「オーロラ」でしょうか。

北欧かアラスカらしいですね。
オーロラを見に行けないか
いろいろ調べました。

もしかしてオーロラを見られたことがあるかも、
と思った患者さんには
聞いてみたのですが

「私も見たいんです」という方はいても
見た人はいませんでした。

いろいろ調べると
マイナス20度とかの中で
朝方まで何日もがんばったりするとか・・・

きっと見られたら感動するんだろなあとか
夜中2時までネットで調べていたら
翌日熱が出たので
とりあえずやめました。
それだけが理由ではありませんが


いずれ行くと思います。

ところで北欧といえば最近、
あちらに留学していた友人が本を出しました。
北欧流の予防歯科に関する本です。

なかなかコマーシャルベースでは触れることのない
予防歯科の本質、について書いているのですが
その中には興味をひかれる内容が多々ありました。

その一つが
「原因の原因」というところ。

虫歯の原因についての話から
虫歯に限らずいろいろな事象の「原因」と「結果」について、
話を一般化しています。

例として
「君がサッカーボールを蹴ったら家のガラスに当たり、割れた、何が原因か」
というのがありました。

ガラスが割れた、ということが結果
サッカーボールをけったことが原因ですが
臨床医にとっては
いろんな原因(理由)を考慮する必要があります。

なぜそんな場所で蹴ったのか
なぜその方向に蹴ったのか
どうしてそんな強く蹴ったのか
ガラスが薄かったのではないか、などなど・・・

こういった考え方は
虫歯などの予防に
応用することができます。

そしてこれを突き詰めてゆくと、
サッカーボールを蹴らざるを得ない心理状態に
追い込んだ環境とか

そのような環境に追い込まれると
そういった心理的反応を選択することもある
人間の心理構造の理由は・・・

そこまで考える必要はないのですが、
生存本能とか、
人類の役割(?)とか

うーん話は脱線しましたが
私はいつかそういう勉強をしてみたいと思ってます。

虫歯もそうですが、
病気はなぜあるのか、私は時々考えます。

究極の謎、とでも言いますか、
「私達は何か、人類は何のために生まれたのか、
その理由はあるのか、ないのか」というようなことに

科学的に迫ってみることに
ちょっと憧れています。

年末らしい話題になりました(そうでもないか)。


今年も一年、ありがとうございました。
皆様良い年をお迎えください。
2010年12月31日 00:00

「アポイントについて」

最近、治療のアポイントが取れにくくなっておりまして、大変申し訳ございません。

 これからも信用や、歯が長持ちする質の良い治療を辛くないように提供することに徹底的にこだわってゆきたいと思います。

 そのためにマイクロスコープでの治療や口全体の問題解決、体によい材料や審美的に優れた材料、方法、1時間単位でのアポイント、同時診療をしない、そして何より患者さんの辛さを最小限に、というあたりにこだわります。

 私自身はどちらかというと職人肌で、あまり人当たりがいいほうではないのですが、治療した患者さんたちのご紹介で医院が盛況であることに、とても充実感を感じております。

 いずれは受け皿を大きくしてゆく必要が生じるかもしれないのですが、今はそれは考えず、とにかく大事に、慎重に皆様の治療を、進めてゆきたいと考えております。
2010年06月21日 00:00

「好きな本」

私は好きな本が
何冊かあります。

その中でも特にお気に入りが
2冊ありまして
一つ目は前にもたびたび書きましたが
「7つの習慣」です。

14年前から時々読んでます。
すばらしい本ですが
実行するのは大変で
20代で読み始めたのに
自分の「価値観」を見出せたのは
40代になってからでした。

もう一冊は
「人間性の心理学」
原題は「モチベーションとパーソナリティー」
アブラハム・マズローという心理学者の本で
こっちは4、5年前からでしょうか。

今日からまた読み始めました。
結構難解ではありますが

ジムで筋トレして
バイクをこぎならが読む、
結構好きな時間です。

また読み始めたのには理由があります。

昨日診療後、恒例の異業種勉強会がありました。
その後は飲み会。高尚な話から、
非常にくだらない話までできる
いい友達になりました。

そのときに出た話が
部下のモチベーションの話。
企業の管理職は大変です。

そこで思い出したのがこの本でした。
もしかしたらヒントがあるような
そんな気もしたのです。
おせっかいかもしれませんが
歯に衣着せぬ間柄なのでいいでしょう。

ちょっと宗教的な感じもするかもしれませんが
れっきとした心理学の本です。

その内容は    

人類にはもともと「自己実現」したい、という
高次の欲求があり、
優れた環境はこれを育成、奨励する。(職場も?)

しかし最も高次の「自己実現」の欲求は
それより下層にピラミッド型に拡がる
段階的な欲求が満たされるまで
表面化してくることはない。

幼少期に受けた動機付けは
大人になっても影響が続き
貧しい思いをした人はいつまでもお金を追い求め
愛情に飢えていた人はいつまでも愛情を求め続ける
そういう人たちは今の環境で
「自己実現」という欲求に、
なかなかたどり着かない。

逆に幼少期に愛情や豊かさを実感しながら育った人は
大人になってから
愛情やお金にそれほど「こだわらない」大人になり
ほどほどの現状の中でも
「自己実現したい」という高次の欲求に
到達しやすい。

では到達できないなら
どうしたらいいか、

うーむ、そのヒントがあるかどうかは
まだ読み込みが足りないので
何とも言えませんが。

経営者としても
参考になります。
職場、家庭、教育、社会、いろんな環境の
フレームワークを考える上で
大変興味深い本だと思います。
2010年03月28日 00:00

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