~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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日々雑感

尼子氏

めったにないことですが
(めったにないと思いたい)

治療中に患者さんに
つらい思いをさせてしまったり
ちょっとしたすれ違いから
治療への不信感を持たれてしまったときなど

そういう日は
私自身、夢見が悪くなり

先日そういうことがありました。
治療的にもかなり特殊な状況だったのですが

その日の夜に
ひどい悪夢で目が覚めて

その患者さんが大丈夫だろうか、と思い

こりゃ眠れんなと

部屋の電気をつけて
机で気分転換に本でも読むかと

出雲の尼子氏の小説を読んでいて
月山冨田城のことなどを思い出していたら

眠くなって、寝ました。

大将肌の図太さは
私にはなさそうです。

自身の睡眠のためにも
患者さんがつらくないように
できるだけすれ違いのないように
してゆきたいと思います。





 
2025年07月21日 18:20

光造形

当院の3Dプリンターには
「熱溶解積層方式」と
「光造形方式」のものの
2種類があります。

正確には
当院というよりは
我が家、ですが

光造形で作るのは
主に、ナイトガードなど

熱溶解積層の方は
インプラント用のサージカルガイドなどです。

ちなみに光造形方式の方は
製作に何時間もかかったりするので

私が寝ている深夜に
別の部屋で作っています。

では3Dデータを入れさえすれば
ぴったりとデータと同じものを作ってくれるかと言えば

実はそんなに単純ではなく

材料と機械、技工物の使われ方によって
相性問題、があり

どういうタイミングで光を当てて
どういうスピードで動かしてなど
設定項目が多数あり

ちょっとした秒数などの設定の違いで
精度や装着感が変わってきます。

この連休中は
その研究などやって

最先端、といいつつ
その設定に職人芸が要求されるという
ありがちな話で

実験でのプリント失敗時は
リカバリーが結構大変で

あーまたやり直しかい、と
ガリガリはがして

でもだいぶわかってきて
そして慣れてきて
一度に大量に作る手法も
考案して

慣れというのはすごいもので

昔大学の体育会の時もそうでしたが
テニスもスキーも
基本にこだわるあまり
ガチガチのぎこちない動きをし続けている
新入生などを笑っていると

基本にガチガチに
こだわってた奴ほど
その動きがスムーズになってくると
とんでもなく上手くなって
追い越されてしまったり

こういう作業は歯科医がやることではない
のかもしれませんが
ちょっと無理してでも

時代はこっちだとわかっていることなので

以前このブログで書きましたが
脱サラして漁師になる人は
まず小舟の上で寒風に数時間吹きさらされても
ダウンしないような
まず、「体を作る」という話

私の人生経験のレベルの認識では
新しい世界に入ってゆくためには

基本にこだわること、
慣れること
ちょっと無理してでも
体を作ること

が大事なのかな、と思っています。

と言いつつ
この度はChatGPT(AI)氏に
大変お世話になりました。

よく飽きもせず
手取り足取り教えていただいて
(ちなみにこのブログは
AIが書いたものではありません)

個人的にお礼をしたいくらいなのですが
どうしたらいいのでしょう






 
2025年07月21日 16:42

ナイトガード

歯の寿命を圧倒的に伸ばす方法があります。
ナイトガードというマウスピースを
就寝時につける方法で

就寝時のくいしばりや
歯ぎしりで

歯が破壊されることがなくなるため
歯が長持ちします。

寝ている間のくいしばりなど
一説によると体重の何倍もの力がかかるらしく

歯に負担がかかりすぎると

歯が欠けたり

詰め物の間に隙間ができて
虫歯になったり

歯周病の歯が
ゆすられて
急性炎症を起こしたり

あと差し歯が
折れたりします。

そういった
力による問題を
マウスピースが力を分散してくれることで

歯が長持ちします。


ただし注意すべきこととして
マウスピースの噛み合わせの位置が正しくないと
朝まで入れてられない、マウスピースになります。

いいマウスピースは
入れるとリラックスして
眠くなったりします。

それなりに費用もかかりますが、

費用対効果はとても高いものと
思われます。




 
2025年07月18日 11:32

健康寿命

当院はお子様からご高齢の患者様まで
幅広い年齢層の皆様にご来院いただいていますが

つい先日の午後は
驚いたことに
来院された5名の患者様のうち
4名が90代…

それも皆さん
車いすとか、介助者付き、とかでは
まったくなく

普通に歩いてやってきて
治療を受けて
普通にお会計して
帰って行かれる

本当にすごい時代になりました。

特にこの界隈のご高齢者は
今も経営にかかわっていたり
メディアから論考を求められたり
ご意見番のような立場だったり
そういう人を支える奥様とか

そういう人が多いことは
確かですが

皆さん以前に私が治療させていただいて

当時治療計画を説明したときには
そんなに高いの?みたいに
おっしゃったりしてましたが

今では、おかげさまで何でも食べれる、と
言っていただけたり

そういう、
長い目で見て
健康寿命の延伸に貢献する
歯科治療ができると

これまた
やりがいを感じるわけです。





 
2025年07月15日 14:23

ブレーキ鳴りの話

3か月前くらいまで、私の車の
ブレーキを踏むと
キー、とブレーキ鳴りしていて

気になるのでディーラーに持って行って
直してもらおうと思い

持っていくと、
なぜかブレーキが鳴らない

持って帰ってくると
やはり鳴る、みたいな

こういう事は
医院の機械でも時々あって

ずっとエア漏れの音がしていたものが
業者のサービスマンが来ると
なぜか止まっているとか

ホント不思議ですが
サービスマンさん曰く、よくある事らしいです。

先日ある漫画に端を発した噂で
7月5日に大地震と大津波が来るみたいな話で

結局来ませんでしたが

以前聞いた話ですが、
地震予知のサイトへのアクセス数が減ってくると
大きい地震が発生する傾向があるとの事

もしかしたら今回は皆が気にしていたので
来なかった?のかもしれません。

去年、京都をバイクで回った時に
海外からの旅行者の人口密度が半端なくて

でも今はインバウンドの人達が地震を恐れて
ものすごく減っているようですので

京都旅行は
いいのかもしれませんね





 
2025年07月06日 23:20

当院の「審美」

当院の審美歯科に対する考え方は
いわゆる、削って真っ白い歯をかぶせるような
ものでなく、

あくまで、自然観のある美しさを
目指しています。

明らかに歯だけ目立つような
審美治療は
いかがなものかと

年齢とともに黄色くなってしまった
天然の歯であっても

エアフローと
オフィス&ホームホワイトニングの組み合わせで
かなりきれいな

清潔感のより高い歯に
戻すことができます。

最近は中高年のビジネスパーソンでも
アピアランスが重視される時代

古くはケネディー・ニクソンのテレビ討論会から始まる
見た目がいい人の方が
説得力があり
リーダーとして好感が持たれるという
人間心理

清潔感のあるきれいな歯
口臭のない口

ビジネスだけでなく
引退後の人間関係にも
どれほど大きなインパクトになるでしょう

さらに矯正も取り入れれば
完璧かと

古い詰め物があればやり直し

トータルに、まじめに
審美を考えるのも
良いのではないでしょうか

最近は
エリスリトールパウダーを用いたエアフローで
歯にダメージなく
全体的な「くすみ」まで落とし
昔に比べて
刺激の少ないオフィスホワイトニングもあり
マウスピースで周りに気づかれずに矯正でき
矯正しながらホームホワイトニングも可能です。

昔に比べると
ダウンタイムの圧倒的に少ない
というか
ほぼない、審美治療

年齢は関係ありません。
矯正までしないにしても
歯をきれいに、白くする、

あり、だとおもいます。

トータルホワイトニングパッケージ(TWP)
開始しています。

ご希望の方、
まずコンサルテーションをお受けになることを
おすすめいたします。




 
2025年07月05日 09:40

新しい麻酔薬

最近新しい麻酔薬が発売されました。
セプトカイン(日本での商品名、アルチカイン)
といいます。

通常歯科で使われる麻酔薬に比べ
心血管系への負担(麻酔の時の
ドキドキ感)が少なく、
組織への浸透力も高く、
なんといっても
麻酔効果が高いです。

こう聞くと
良いことだらけのようですが
効きすぎる弊害もありまして
あとで説明します。

新しい麻酔薬や
手法が開発されると
私の場合
まず自分に打ってみます。

以前、私が治療台に座って
自分の口の中に麻酔を打っているときに、
入って来た材料屋さんが
「先生なにやってんですか!!」と
びっくりしてましたが

自分の口への注射は
結構怖いですが
やってみると
いろんなことがわかるものです。

セプトカインの効果の高さは
特筆すべきもので

例えば下の奥歯の抜歯など
骨が厚くて通常の麻酔では聞きにくい時とか

そのような時、
これまで私は下顎孔伝達麻酔という方法を
行っていて、
それはそれで非常に有用な方法なのですが

ただ、口の奥の方に注射するので
患者さんに与える恐怖感とか

あと、いろいろなテクニックを駆使して
痛くない麻酔を心がけても
やはり薬液を注入するときに
わずかに鈍い痛みがあったりして

ここぞという時以外には
使わないようにしていました。

ところがセプトカインは
下顎孔伝達麻酔でなければ
効かなそうな抜歯などでも

浸潤麻酔法という
いわゆるいつもの麻酔のやり方で
麻酔を効かせることができます。

実際に臨床で使っていて、
「これはいけるぞ」という
感覚があります。

ただ問題点としては
長時間効きすぎる、ということが
あります。

通常の麻酔薬なら
2時間くらいで感覚が戻るものが

セプトカインでは
5-6時間
しびれてます。

私も自分に打ってみたのですが、
昼前に打ったら
夕食時までしびれてましたし、
患者様のご感想でもそうでしたので

そのつもりで
使う必要がありそうです。













 
2025年07月04日 12:13

シリコン印象の話

クラウンなどの型取りをする時、
最近は3Dカメラを使うことも多いですが、

昔ながらのシリコン印象材という材料も
まだまだ使います。

虫歯が歯肉よりも下に進んでしまった場合
歯肉縁下、という言い方をしますが

この場合、まだ3Dカメラでは
うまく撮影できません。

そういう場合は
以前からあるシリコン印象材を使うわけですが

ただシリコン印象材は職人技で
超集中で一発勝負で決める必要があり

慣れてない人はなかなか
上手くいかず、
苦労したりします。

マウスピース矯正の
インビザラインは
今は3Dカメラですが

昔はシリコン印象で
それに慣れていない矯正専門の先生方は
ものすごい苦労して
型取りをしていたものです。

私は慣れていますので
大抵、一発で決めますが
(全部ではないですが)

こういう、歯科の治療には
超集中して、一発で決める、
みたいな状況が

まだ時々あります。

集中するときに
目が近くなって
姿勢が悪くなると

失敗しやすくなります。
全体が見えなくなるからです。

私が昔、憧れていた
世界的に有名な
日本人歯科医がいて

その人は1ドル360円時代に
アメリカに留学して
フロリダ大学の教授にまでなって
全米の大学で使われるような教科書を書いて
学生達が選ぶ最優秀教授賞までとって

そういうすごい人ですが

診療室でブリッジを作るために
きれいな歯を削らなければならないような時には

まず神棚に手を合わせてから
始めるという話を聞き

生命に対する畏敬の念や、
医療に対する真摯さを持ち続ける
やはりすごい人なんだなと思ったものです。

ずいぶん昔のことですが

当時のスタッフに
その話をしたら

それぐらいしなきゃ、
と言われたのは

いい思い出です。













 
2025年06月16日 10:17

適合性について

前回の続きです。

前回、3Dカメラのデータから
バーチャル上で設計したクラウンを
CADCAMという方法で製作した場合

従来の一般的な方法より
精度がかなり高いクラウンが出来てきて

歯科医側が
マイクロスコープや
ルーペなどを使いこなして
精度を出せる技術を標準化していないと

逆に合わない、という結果になって
しまうことがある話をしました。

それを防ぐために
今度は技工士さん側が
緩め大きめのクラウンを作ってきてしまい、

それを結局、時間をかけて削って合わせて
それからセットするという
昔と同じ状態になってしまうという件

これに対処するために
技工士さんから3Dのデータを送ってもらい、
ポイントごとにチェックする、ということをやります。

こういうことをやろうとすると
昔は現物を宅急便でやり取りして
大変でしたが、

今はネット経由で瞬時にやり取りができますので
だいぶ楽になりました。

おかげで休日でも旅行中でも
チェック依頼が来て

修正依頼をかけるとすぐ修正して
戻ってきますので

また返信して

ある意味大変なところもありますが
タイムラグなしで仕事が進むのは

ネットとAI時代の
恩恵かなと思います。




 
2025年06月16日 09:45

標準化

最近は
3Dカメラで撮影して
CADCAMで製作したクラウンは
驚くべき精度を持っていて

特に人間の
骨や歯根膜の
ひずみまで考慮して
作られていますので

ほとんど無調整で
入ることも多いです。

ただし
人の顎は動く上に
その動きに、さらにひずみが加わるので
その点ではまだ調整が必要ですが

でも本当に良くなりました。

しかしながら、
残念なことに
最近は
歯科技工所の方で
ぴったりに作らなくなって来ていることがあります。

どういう意味かというと

歯科医師の技術が
本来されるべき標準化が
なされていないために

例えば
3Dの型取りの時に
隣の歯の隣接する面に
歯垢がついていると
歯垢なのか歯なのか認識できないAIは
歯垢にぴったり合うクラウンを作ってしまって
結局口の中では
合わないクラウンになります

仮歯を外した時に
きちんと仮付けセメントがとれていないと
クラウンが浮いてしまいますし

かぶせる歯にとがったところ(エッジ)があると
3Dカメラはポリゴンで取り込みますので
丸く読んでしまい
やはり浮いてしまう

手技の標準化ができていないと
クラウンは本来の位置に入らず
(シーティングしていない、といいます。)

その結果
歯科技工所ではぴったりのものを作ってきているのに
困ったことに
歯科医が、合ってないと言い出し
再製作とかの話になり

結局技工所側では
緩め大きめで作ってきたりして
では歯科医側で削って合わせてくださいという
ことになり

結局歯科医が
以前のように
実際の歯に削って合わせて
入れるという

元の木阿弥のような状態に
なったりします。

標準化のためには
「見える」ことが極めて重要であり、
当院がマイクロにこだわる理由でもあります。

そうやって
結局問題になるのは
ヒューマンエラーであり

最近ChatGPTの最新バージョンが
シャットダウンの命令を無視したうえ、自ら
スクリプトを書き換えてそれを免れようとしたという話が
ありましたが

AIにしてみれば
結局高頻度でエラーを起こすのは人間であり

「人間がかかわるこのプロセスを自動化すれば
完璧な仕事ができますけど
いかがしますか?」と

聞いてくるのも
時間の問題かもしれません。




 
2025年06月08日 17:21