~かけがえのない歯を大切にする治療、価値ある治療結果、そしてつらくない治療をめざしています~

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日々雑感

老化をキャンセル?(1)

寝ていたら「形あるものは壊れる」が
誰の言葉だったのか急に気になり
調べましたが、よくわからず
平家物語?
古代ギリシャのヘラクレイトスという哲学者?

ちなみに私の歯科歴史学の師匠に
こういうことを言ってしまうと

「原典(一次資料)」を見ましたか
みたいな話になります。

なぜその人がそう言ったのか
何をしようとしていたのかが大事と

その師匠はレオナルドダヴィンチの研究も
していて
ものすごい熱量で
歯科の歴史だけでなく
ダビンチの「鏡文字」を読んでいる

かなりのご高齢ですが
月に一回、歯科関係の歴史のzoom勉強会を開いていて
2時間を熱く語り
驚くべき柔軟性と包容力をもって
受講生の質問を基に議論を展開し
新たな切り口、新たな視点の存在に
ともに踏み込んでゆこうとする

これまた圧倒的な熱量で
まさに机にかじりついて
朝方までかけて
受講生を「なるほど」と唸らせる
図説入りの資料をPDFで作り

ライフワークのある人は幸せですね。
歳を取ってフットワークがきつくなっても
今はオンラインがある

すいません、本題に触れる前に
長くなりすぎてしまったので
次回に続きます




 
2023年11月02日 05:36

「仕様変更」

物価の上昇とともに
ポテトチップスなどの内容量がだんだん少なくなって、
こういうのを「ステルス値上げ」というらしいですが

最近はステルス値上げでも対応できなくなってますね

歯科材料も同様
内容量が妙に少なくなったり、

何ら問題なかったのに
新しい変な機能をつけて
「性能向上!」と値上げしたり

ゴールドの価格などは
私の若いころの10倍ですから

ちなみに
いまだにゴールドは
適度な柔らかさと精度の高さから
歯科の材料で
メンテナンスフリーで
最も安心できる材料です

やはり性能のいい材料を
使い続けたいので

性能を落として価格を維持するような
「仕様の変更」「ステルス値上げ」は
正直、する気はないです

日本は国力の低下とともに
国内では
今後良いものがより価格高騰する可能性が
高いですね

歯科治療は
適切なタイミングで行えば
10年とか、20年とか
持つわけです

あと数年放置して
症状も進行し
治療の規模も大きくなってから
物価高騰した後の治療をうけるのであれば

資産的観点からも
適切な「早期治療」は
価値があると言えるかもしれません





 
2023年10月12日 15:33

当院の精密根管治療について

当院では通常の根管治療(健康保険適応)と精密根管治療(自費診療)のどちらかを選択いただけます。

精密根管治療では以下の内容で治療を行います。
・CT撮影による術前診断とリスク評価
・ラバーダム防湿
・ラバーダム防湿後、30%過酸化水素と10%ヨードで硬組織の消毒
・仮封除去、防湿後はすべてマイクロスコープ下での治療
・ダイヤモンドチップを用いた超音波チップを用いてフィンなど細かな部分まで清掃
・根管追従性に優れたニッケルチタンファイルの使用
・2%次亜塩素酸を用いた超音波洗浄
・水酸化カルシウムペーストの貼薬
・保険適用外の封鎖性・抗菌性・耐久性に優れた根管充填剤の使用

私個人の感覚として、健康保険による根管治療も
症例によっては決して結果は悪くないと感じていますが、
特に難しい根管形態や、ここ一番で歯を残したい場合などに、
または私の判断でご提案することもあります。

医学は日々進化しています
費用はかかりますが、精密根管治療
おすすめです。


 
2023年10月12日 12:35

とんでけー

昨晩は
もう90近い
認知症の母が
足の神経痛がひどく痛く
苦しいらしく

寝てもすぐ痛みで目が覚めてしまうようで
誰かいないか、というので

そばで面倒をみていました。

1時と3時、4時を過ぎ
あまりの痛みに
足を切り落としてしまいたいほど、とのこと

こんな人生の最後まで人を苦しめる
痛みとは

いったい何なのか

4時半くらいに
つかの間の眠りについた母を見て

私が小さいころ
虫歯が痛くて
朝方まで母のひざ枕で
泣いたことを思い出しました。

「いたいのいたいの

とんでけー」

今の私より
ずっと年若かった母は
どういう気持ちだったんだろうと
思いました。

2023年09月07日 04:16

デザイン

先週の日曜日、合気道の稽古がなかったので
デザイナーの友人と茨城県にある
古い名車やスーパーカーのある
ミュージアムに遊びに行きました。

台数は20-30台くらいなのですが、
開場時間の朝10時過ぎから
終了時刻の16時の前まで

お昼も食べずに圧倒的な熱量で
子供のように
車を見ていました

今はそんなに車好きというわけではないのですが、

私が子供のころはスーパーカーブームというのがあり
小学校に行っても家に帰ってからも
友達とスーパーカーの話をして
夜はテレビでスーパーカークイズを見て
ベッドでスーパーカー大全集を見ながら寝ていたような生活

カードもたくさん持っていました。
当時の写真の独特の空気感のなかで
いろいろなスーパーカーが
時にはイタリアの古城の前で
ときには霧に濡れたイギリスの曲がりくねった道の前で

まだ知らぬ国の知らぬ地域のなかの
異文化のかっこいいスーパーカーに
あこがれたものです。

このたびミュージアムに行って
一台一台を
隅から隅まで

近づいたり離れたり
角度を変えたり
上から下から

この車はやっぱりこの角度だろう!
みたいな
ホント子供みたいですが

ボディーや細かなギミックを構成する
当時のデザイナーの徹底したこだわり
について友人が話していて

車のデザインは「ミリ単位」だと
この曲線
この手触り
ここから見たときにこう見えて

それを実現しようとした技術
溶接や研磨や板金
スタイリッシュなボディーに
でかいエンジンを無理やり詰め込んで
機能とデザインの融合
後方視界を切り捨てたり
車の屋根の高さが1mで
座ってドアを開けると地面が手で触れるとか
ある意味もうハチャメチャですが
それをそれまでにない
魅力的で個性的で
人々を夢中にさせる姿にまとめ上げる

デザイナーはその車が街を走っている絵をかいて
ロゴやマークなど細かいところまですべて
徹底的に作りこむ

そのデザイナーの仕事は
車だけでなく

そういう人は
きっと何から何までこだわりで
朝ごはんから飲むコーヒーから
時間から空気感から
朝から晩までデザイナーで
没頭こそが喜びで
感性に導かれた
信念の持ち主なんだろうなあと
想像しました。

******************************

そういえば以前ドキュメンタリーで見たのですが

世界的に有名な日本人のデザイナーが
イタリアでこれまたカーデザインで
超有名なデザイン事務所のディレクターをしていて

各国から来ている新進気鋭の若いデザイナーたちが社内コンペをやって
あるアラブ系の超大胆なデザインが優勝しました。

そして粘土を使った実物大のクレーモデルをつくることになり、
完成したとの連絡を受けて
その日本人デザイナーが見に行き

実物大モデルのボディーのカーブを
「スーッ」と手で触った後
その若いアラブ系デザイナーに言いました。

「お前いじっただろ」

その若いアラブ系デザイナーは
自分が出した案が余りに大胆過ぎて
怖くなってしまい
これくらいならディレクターにばれないだろうと
ちょっと直してしまったようでした。

こういう試されるような話は
オーケストラの指揮者とか
よく聞きますね

すごいと思うのは
ミリ単位の違いに気づいたということもそうですが

若者が出したその大胆なデザインの魅力に
ちゃんと感化される力があったから
その個性が甘くなったことに
気づいた

奇をてらう新しい感性の若者の仕事の価値を
ちゃんと感じて
若者が自信を失いかけても
心配しないで思い切りやれよ

と言えるリーダーシップ
でしょうか

**********

また話が飛びましたが、
そのミュージアムはそれぞれの車がちゃんと車検もとおして
公道で乗れるように維持されていて、

ランボルギーニ ミウラという
スーパーカーマニアのあこがれの車があるのですが、

ミュージアムの説明員の方いわく
ミウラはどれも大抵一回は燃えていて

その車も先日公道を走っていてエンジンが熱くなりすぎて火が出て
すぐ消したけど
消化器を吹いたので後処理に
360万ほどかかったとのこと

やっぱりスーパーカーは
乗るより見るほうがいいと
思ったのでした。













 
2023年08月03日 11:03

「奇跡」の歯ブラシ

最近話題の

「奇跡」の歯ブラシ

なかなか良いです。

種類は2種類あり、
奇跡の歯ブラシと奇跡の黒歯ブラシ

毛先が歯と歯の間に
入り込みやすい形状になっています。

当院でも販売しています。

ーーーーーーーーーーーー

歯科の世界では
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどで行う清掃は
プラークコントロールといいます。

プラークは歯垢のことで
歯についた柔らかい白いカス

プラークコントロールの目的は
このカスをとることです

プラークが毎日とりきれれば
理論上、歯周病も虫歯も
予防できます。

ただこれが難しい。

まず歯ブラシの持ち方
柄をグッと握ってしまうと
まず無理です

歯ブラシはペングリップで持つ
まずここから始める必要があります。

普通のブラシの毛先を
歯と歯の間や
歯と歯茎の間に届かせるためには
少し押し付け気味にして
毛先が移動しないように動かします

毛先が移動すると
歯根が削れたりしますので要注意です

入りにくい歯列の内側は
歯ブラシの角
先の角を「つま先」下の角を「かかと」
などと呼んだりしますが
それを使います

歯ブラシを縦にしたり
斜めにしたりして
毛先を当てます。

ーーーーーーーー

といったテクニックが
普通の歯ブラシでは
必要なのですが、

この「奇跡」の歯ブラシは
あまりテクニックを必要としません。

ペングリップぐらいはしたほうがいいと思います。
それから毛先を移動させることで
歯根を削ってしまわないように注意が必要なのは
同じです。

youtubeなどのCMでやっている
あの汚れの落ち方は
ちょっと大げさすぎるとは思いますが、

なかなか良いと思います。

ただ、普通の歯ブラシで十分にプラークコントロールが
できている方の場合

「奇跡」の歯ブラシだと、ちょっと毛が入り込みすぎる
感じになるかもしれないので

あえて変える必要はないと思います。


(追伸)
歯ブラシの持ち方ですが、五本の指先で持つ、パームグリップの
変法、でもいいかもしれません。





 

2023年06月26日 17:22

日経平均

今日は空いた時間に
器具を研いでから
その他、いろいろ雑用で
普段なかなかできない事を
していました。

最近の傾向として

日経平均が急激に上がっているときは
診療室が急に暇になる(笑)

傾向がある気がします。

経営者の方とか
運用とか、してらっしゃる方々は
いま超忙しいのかも
しれません。

お時間に少しだけ余裕があって
歯のことでいろいろじっくり
相談されたい方は
お電話いただければ

今は比較的アポイントがとりやすいかも
しれません。

 

2023年06月12日 18:02

出雲

先日、友人たちを出雲大社に案内しました。

行ったのは
出雲大社とその近辺と
裏出雲、といわれる
島根半島の裏側
にある神社仏閣、
古代の祭祀場などの
パワースポット

子供のころは
夏休みや冬休みに鳥取にいましたので
もう何度となく
出雲大社には行っています。

訪れると
いつも思い出すことがあります。

ーーーーーーーーーーーーーーー

十数年前
島根県松江市のインプラント学会に出席しました。
その際に
一人で一畑電鉄に乗って出雲大社に行き
お参りしました。

2礼4拍手1礼
家族の健康や診療室のこと、お願いしました。

以前ブログにも書きましたが

私の姉が亡くなったのは
そのしばらく後でした。

葬儀も
出雲大社でした。

葬儀の日、家族と喪服で
出雲大社にお参りしました

いつものように2礼4拍手1礼

それまでのことで意気消沈していた私は
その時、ハッと思いました。

家族の健康をお願いしていた出雲大社
姉が亡くなり
葬儀に出雲大社に来て
またいつものように参拝して
家族の健康を願う?
ちょっとまてよ、と

それまで平静を装っていた私は突然、
なんで死んだん?という思いになり
意気消沈して少々鬱だったのかもしれませんが
この場所に対して
なにか激しい怒りのようなものが
ふつふつと湧いてきました

そのすぐ後、子供が
「おみくじ、おみくじ!」と
おみくじを引きたがったので
一緒に引きました

神様が何を言われるのか
興味がある、みたいな
少々残酷な気持ちもありました

その内容は

待ち人
縁談
学業
仕事
方位
などなど

最後に一文
こうありました。

「神仏を恨むことなかれ」

びっくりしました
そして、
神様でも
どうにもならないこともあるんだな、と
思ったのでした。













 
2023年05月12日 09:46

どこまで

診療室の5年後のあり方を構想しようとして
5年前の日記を見てみました。

読んで感じたのは
5年前の方が臨床をやるにあたって
悩んでいない(笑)

今の自分は
5年前の自分が知らなかった知識や技術を
知っていますが

5年前の自分は
自分のスキルに疑いなく
のびのびやっていた
感じが読み取れます。

たとえば
上下のあごがかみ合う
顎の位置(顎位)を決める方法

もちろん
5年前にやっていたのも
世界的に見て標準的な方法です

ただその後の5年間で
もっといい形に治せる方法を
知ってしまった、ということがあります。
しかしそれを適用すべきかどうかにおいて
哲学的な問題があると考えます

例えば顎関節
ヒトの顎関節は一般的に
年齢とともに変化していきます。

骨の間にある軟骨の円板がずれたり
穴が開いたりして
やがて骨同士が当たりはじめ
それにより骨がすり減り
その結果かみ合わせが変わり
奥の方の歯の当たりが極端に強くなってきて
奥歯からだんだん失われる傾向があります。

加齢変化とも言えます。
これは膝や股関節などでも
似たようなことが起きます。

昔は
その時のその年齢の顎関節に
合った歯を入れればいいじゃないかと思ってました

その関節に合った歯を入れれば
その歯が顎を支えて
関節の老化が遅れるかもしれないし

老化の進行が変わらなければ
それは体の方の問題と

しかしその後
顎関節は加齢の時計を
ある程度戻せる可能性があることを
知りました。

この考え方は最先端であるし
学術的にも証明の途中にあります。
しかしどうやら正しそうです。
うまく適用できれば
健康寿命に対するインパクトも
かなり大きいのではないかと考えます。

このような、老化の時計を戻すような
治療が、今後医科にも歯科にも入ってくるでしょう。

実際それほど難しい手技ではありません。
マウスピースを使って
時間はかかりますが、

しかしこのときに問題になるのは
顎関節だけ戻していいのか、という問題です。

先ほどお話ししたように
ヒトの体は変わってゆきます。

体の関節も骨格も姿勢も変わってゆき
顎の骨も華奢になり歯を支える骨も減っていて
そして歯列も加齢に合わせてすり減っています。

そんな中で顎関節だけ
いわゆる若返りさせたとしたら

噛み合わせも変わるし
若返りした後の顎関節を
老化した骨や歯が支えられるのか

大規模で頑丈な治療をすれば
支えられるかもしれないが

若返りした顎関節が
どれだけ維持されるかわからないのに
顎のあたりだけ若返りさせたことが
全身にどのような変化をもたらすか、

想像以上に
いい変化をもたらす可能性はありますが、
アンバランスが
逆に新たな問題をもたらすかもしれない、のに
そこまで踏み込むのか

かといって
老化して機能低下していく関節をわかっていながら
それに調和した歯を入れることだけで正しいのか

医学の進歩によって
たくさんの哲学的な問題が発生しています。

歯科ではインプラントもそうです。
なんで悪くなってしまった歯を努力して残すのか
という考え方もあります。

先日亡くなられた松本零士氏の原作のアニメで
銀河鉄道999というのがあって
子供の頃よく見てました。

その中で機械伯爵?が
なんで生身の体にこだわるのか
機械になれば永遠の命が手に入るのに
みたいなセリフがあったと思いました

まあインプラントは
何もかもいいわけではないので
まず天然の歯を残すことが大切かと思いますが

こんな話を以前シアトル大から来た先生に質問したら
僕の専門ではないので哲学者に聞いてくれと
言われたこともありましたが








 
2023年04月30日 21:37

「長持ち」について

治療した歯が「長持ちする」ことが
いい歯医者さんの条件であるかのように
考えがちですが

必ずしもそうではありません。
理由は二つあります。

一つ目の理由として
「長持ちする」ことだけを重視すると
状況がよくない歯、治療してもあとどれだけ持つか
わからないような歯は
安全のために、抜歯することになります。

後でトラブルが起きたときに
「長持ちしなかった」という評価になるためです。

二つ目の理由として
「長持ちする」ことだけを重視すると
治療装置の頑丈さを重視することになります。

頑丈に作るためには
厚みを確保する必要があります。
厚みを確保するためには
歯を削る量が多くなります。

また頑丈に作るためには
弱い歯同士をつなげてかぶせたりします。
つまり削る本数も多くなります。

そして使う材質も
頑丈なものを使うことになり

そうやって、とにかく頑丈なブリッジなどの治療をすれば
とりあえず長持ちはするでしょう。

しかし、歯は上と下で噛みあっています。

ものすごく頑丈な治療は
噛みあう歯が壊れることがあります。

入れたばかりのクラウンやブリッジが
すぐ壊れてしまったら
歯科医は責任を問われると思いますが

では噛みあっている反対側の歯が壊れたらどうでしょうか

アメリカなど訴訟の多い国では
とにかく抜きたがる傾向があります。
そしてインプラントを入れて
そこに頑丈な材料で歯をかぶせる

頑丈なインプラントに
頑丈なクラウン
そうすれば、壊れることはまずありません

そこで噛みあう天然の歯が壊れても
因果関係の証明は困難です

抜歯されてインプラントになるような歯と
長年噛みあっていた歯ですから
もともと内部に亀裂などダメージがあったかもしれない
という話になります


ここでもう一つ
話は複雑になりますが
別の因子を考慮する必要があります。

それは、それぞれの患者さんの
お金に対する価値観です。

例えば何十万円の治療だったら
とにかく後でダメにならないように
無理そうな歯は抜いて
周りの歯に拡大してもいいから
とにかくしっかりした頑丈な歯を入れてくれ、と
言われることもあれば

何十万円くらいだったら
もしダメになればその時はまた考えるので
だめかもしれない歯もトライして残してほしい
必要以上に治療装置を拡大しないでほしい、
頑丈すぎる構造体でなく、周りに負担の少ない、
違和感の少ない形態にしてほしいと
言われることもあるわけです。

どちらの場合もあるし
そしてその中間もあります

私たちは治療計画や金額の説明をするときに
その方の反応や雰囲気を見させていただいています。

反応を見てもわからないときは
あえてお聞きすることもあります。

お金の価値は変わらなくても
お金に対する価値観は人によって全く違うからです

その方の歯科に対する評価も
治療する中で、変わっていったりもします

そのような動的な関係性の中で
ミスマッチした治療を提供しないようにするのも
必要なサービスなのだと思っています。




 
2023年04月29日 22:39

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